ハドソン研究所
突然だが、家の近くにあった古本屋がつぶれてしまった。
この間、全品百円セールをしていたので、あやしいとは思っていたが、実際に現実に出会うと、残念この上なく思う。
ハドソン研究所の本とは、セールの時に出会った。
この本によると、日本は「もの造りの国」という印象をたたえているが、それは、民衆の関心をこの標語へむかわせ、本来持っているはずの「政治力」を忘れさせる仕組みになっている、と危惧している。
これを読み、筆者はあるアーティクルを思い出している。
それは、韓国在住の特派員が、日本大使出席のパーティーで、それぞれの記事を出し合い、大使と共に、報道する記事を決める、ということである。
この席で、日本の国益にそぐわないと思われるものは、報道を禁止される、といった内容だった。
日本のニュースは、政府と関連し決められることが多いという。
民衆の関心を、その本質から遠のけるため、別の対象を作る、というのは、日本ではあたりまえのようだ。
その一つに、プロ野球放送があるとされる。
これは、戦後、民衆に政治的関心を持たせないため、進駐軍が考案したとされる。関心を、ペナントレースに向けさせる訳である。
このような本を、百円で売っていた、この古本屋には、ぜひとも活躍願いたいものだ。

