夢の世界へ
ひょんなことから、和歌山県龍神村を訪れることになった。筆者にとっては、この地は、安倍晴命と関わっている場所、さらに、クリスチャンが多数いた場所。
ここの谷口集落には、晴命の小祠があり、彼がこの地で没したという伝説が残る。しかし、今回、筆者は、住人たちとこの伝説について、話をすることができなかった。
この祠へ行く途中、B29墜落碑がある。下記、慰霊碑に刻まれた「ことば」である:
「彼らは剣を打ち直して鋤とし 槍を打ち直して鎌とする。 国は国に向かって剣を上げず もはや戦うことを学ばない。」(イザヤ書2章4節)
後で知ったことだが、この節と似た節がミカ書4章3節にもあり、こちらは国連ビルの礎石に刻まれているらしい。
竜神カトリック教会のパンフレットによると、「6人の兵士が死亡2人がパラシュートで助かった。この2人に村民は暖かだった。」とある。さらに、「死亡した兵士のために村費で慰霊碑が建てられた。1947年その除幕式には村民の見守る中でグリナンド師と他の数人の司祭によって追悼ミサがささげられた。これは龍神山地で初めて公の行事として行われたカトリックの典礼であった。」とある。
さて、今回、一緒に旅をしてくれたのは、「あおさん」である。
彼が行く教会には、必ずと言っていいほど、鐘があるが、今回も例外ではなかった。突然行ったので、神父さんは不在だったが、あおさんは、教会備え付けの、鐘を鳴らしていた。かつて、今治教会でも鳴らしていたのを思い出す。
旅の最後は、高野山に立ち寄った。高野龍神スカイラインでは、幻想的な霧氷を見ることが出来た。金剛峰寺に着いたときには、当たり一帯、雪となっていた。今から思うと、なんだか、夢の世界にいたような気がする。


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